総料理長インタビュー

屋根職人から総料理長へ

18歳から飲食業界で働き続けて、20代後半に自分の店（洋食）を持ちましたが、自分の時間が全く取ることができず31歳のときに店じまいしました。
そこからは全く未経験の建築関係へ転職し、屋根職人になりました。

飲食業は、週末や土日休みといった概念がほぼないと言ってもいい時代だったので、屋根職人の仕事を始めて、金曜日の仕事終わりに「週末だ〜」と感じたり、日曜の夜に「明日からまた仕事か〜」という感覚を知り、新鮮でしたね（笑）。
”12時にランチをとる”ことも新しい気持ちで、初めてお客さん側の気持ちを知ったと思いました。

屋根づくりも、料理も「何かを作る」という点では共通していると思っていました。ただ、お客さんの顔や喜ぶ声を直接聞くことができるという点では、物足りなかったですね。

そんな風に思った矢先に、当時新橋店の料理長をしていた人が友人で、声をかけてくれたんです。焼肉店はやったことがないジャンルでしたが、また飲食業界に戻ろうと思いました。

奥が深いから面白い

一時期、昔の仲間たちから「なんで焼肉？もったいないね」と言われることが多くありました。
飲食業界の人間でも、焼肉店の調理業務に対する偏ったイメージがあったんです。

でも当社は、国産和牛など仕入れへの拘りや、機械を使うことなく自分たちの手で、包丁で1枚1枚丁寧に切ることなど品質への妥協を一切許しません。
牛一頭、部位・お肉一つひとつに個性があり、それを理解して切ったり調理したりしていますので本当に奥が深いです。

そうやって拘って切ったお肉、調理した料理をお客様に「美味しい」とご満足いただける瞬間は大きなやりがいに繋がっています。

経験は関係なく、一緒にお店を作るという気持ちが大事

飲食業界の経験あるなしより、お店への共感性を大事にしたいと思っています。
どんな経験をお持ちでも、心機一転新しいことを覚えていきたい！という気持ちがあれば、どんどん仕事の幅は広がります。

また、過去の経験を活かしていただく機会もあると思います。昨年入社の元々和食をやっていたスタッフは、お店づくりへの共感性も高く、入社後も技術を高めることを怠らず、あっという間に副料理長になりました。

昨年未経験で入社したスタッフは、料理長不在の日に、彼が中心となって1日お店を回すこともできる立派な店長候補になっています。

がんばりたい人がきちんと評価され、キャリアアップできる環境を整えています。

一方で、飲食業でも土日どちらか休みたい！など、希望を伝えやすい環境も作っています。
私自身、飲食業の忙しすぎる業務体系が嫌で一度離れた人間なので、そういった環境も改善していっているところをぜひ知って欲しいです！
プライベートも大事にしながら、良いお店づくりを一緒にしていきましょう！

採用担当メッセージ

最高級の国産和牛をお客様へ

お肉の仕入れは専門スタッフがしっかり目利きをして、全国から美味しい質の高い和牛（特に山形牛）を適正価格で買い付けています。また、それらのお肉を私たちは加工ひとつ、1枚1枚もすべて手切りで作業をしています。

今は効率化や、生産性を求められる時代なので、大きな機械に塊肉を入れて自動でスライスするのも良いかもしれません。ですが、私たちは手間を惜しまず、時間をかけて手作りすることがお客様の満足度向上につながると考えています。

今後のビジョン

今後のビジョンとしては、川崎店以降も店舗数を増やし、1人でも多くのお客様にご満足いただくことが目標です。
しかし、いきなり数を増やすといった無理な計画はしていません。

1店舗1店舗がしっかりと地域から評価されるような出店を目指していますので、今あるお店を大事にしながら、地域に根ざしたお客様に愛されるお店を一つひとつ増やしていきます。

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