2025/03/14

休職歴は履歴書でばれる?転職活動での正しい対処法

転職活動をする際に、「過去の休職歴が履歴書でばれるのではないか」と不安に思う方は少なくありません。特に、病気や家庭の事情で休職を経験した場合、採用担当者の印象に悪影響を与えないか心配になるでしょう。

ここでいう「休職」とは、雇用関係は維持したまま一時的に職務から離れることを指します。休職には様々な種類があり、病気休職、育児・介護休職、自己啓発休職などが一般的です。

また、会社都合の休職と個人都合の休職があり、それぞれ転職活動における扱いも異なってきます。
しかし、休職歴がどのように採用側に伝わるのか、どのように対応すればよいのかを理解すれば、適切な対処が可能です。

本記事では、休職歴が履歴書や職務経歴書でどのように扱われるのか、また転職活動での適切な対応について詳しく解説します。

 

1. 休職歴は履歴書でばれるのか?

結論から言えば、休職歴が履歴書の記載内容から直接ばれることはありません。履歴書に記載する内容は、主に以下のような情報です。

– 学歴
– 職歴(在籍期間)
– 資格・免許
– 志望動機
– 自己PR


一般的な履歴書では、職歴は「入社年月」および「退職年月」を記載するのみであり、在籍中の休職期間を明記する必要はありません。

そのため、履歴書だけでは休職歴があるかどうかは判断できません。

 

2. 休職歴がばれるケースとは?

履歴書だけで休職歴がばれることはないものの、以下のケースでは採用担当者に知られる可能性があります。

 職務経歴書の記載内容から推測される

職務経歴書では、業務内容や実績を詳細に記載するため、休職期間が長い場合は「この期間の業務内容が不明確だ」と採用担当者が疑問を持つことがあります。

 面接時の質問で確認される

面接では、「この期間はどのような仕事をされていましたか?」と具体的な質問を受けることがあります。休職期間が長い場合、業務内容の説明に一貫性がないと、面接官に疑問を抱かれる可能性があります。

前職の在籍証明書や源泉徴収票で分かる

企業によっては、内定後に在籍証明書や源泉徴収票の提出を求める場合があります。休職期間中は給与が支給されない、または減額されることがあるため、源泉徴収票の記載額から休職していたことが推測される場合があります。

 前職のリファレンスチェックで確認される

採用企業が前職の上司や同僚に問い合わせるリファレンスチェックを行う場合、休職歴について言及される可能性があります。ただし、企業側が本人の同意なしにリファレンスチェックを行うことは一般的ではありません。

 

3. 休職歴がある場合の履歴書・職務経歴書の書き方

休職歴をどこまで開示するかは、ケースバイケースです。特に短期間の休職であれば、あえて触れないという選択肢もあります。

履歴書に休職歴を書く必要はない

履歴書には、入社年月と退職年月を記載するのみでよいため、休職歴を特に明記する必要はありません。

ただし、同じ会社で複数回の休職を経験し、勤務期間が長いのに昇進や異動がない場合、面接時に質問される可能性があります。

【履歴書の記入例】
職歴:
○○株式会社(2018年4月~2023年3月)
※休職期間があっても、入社から退職までの期間をシンプルに記載します。

 

職務経歴書での表現方法

<短期間の休職の場合(3か月未満>
ほとんど影響がないため、特に記載せずに通常の業務内容を記載する。

<長期間の休職の場合(3か月以上)>
「〇〇年〇月~〇〇年〇月:療養のため休職」
「〇〇年〇月~〇〇年〇月:家庭の事情により一時休職」

 

4. 面接での対応方法

 事実を簡潔に伝える

「前職で〇〇の理由により、〇〇ヶ月間休職しておりました。しかし、その期間を通じて自己研鑽に励み、現在は万全の状態で働くことができます。」

 ポジティブな姿勢を強調する

「休職中に〇〇のスキルを学び、より仕事に活かせるよう努力しました。」
「この経験を通じて、より効率的な働き方や健康管理の重要性を学びました。」

 現在の状態を明確に伝える

特に病気や精神的な理由で休職していた場合、「現在は問題なく働ける状態である」ことを明確に伝えることが重要です。

 

5. 次のキャリアを見つけるために

休職歴があっても、適切な対応をすれば転職活動を成功させることは十分可能です。

大切なのは、自分の経験を前向きに捉え、次のステップに活かすこと。転職市場には、休職歴を気にしすぎることなく、スキルや意欲を評価してくれる企業も数多く存在します。

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