履歴書の自己PR欄に何を書けばいいのかわからない・・という人は多いのではないでしょうか?
自己PR欄に自分の長所を明確に示すことで、採用担当者に自己アピールができるだけでなく、自身の強みを伝えることができます。
そこで本記事では、履歴書の長所の書き方について具体的なポイントを解説します。
自分の魅力を最大限に引き出し、採用担当者の目に留まるような履歴書を作成しましょう!
目次
1. 履歴書の長所の書き方
履歴書には自分の長所を書くことが重要です。しかし、どのように書けば良いのでしょうか?まずは以下のポイントを参考にしてみましょう。
長所をリストアップする
履歴書で長所をアピールするためには、まず自分の強みを正確に把握することが必要です。
自分にとっての長所をリストアップして、自分の強みを知っていきましょう。
周りの人から意見を聞いたり、過去の成功経験、自分自身の価値観や性格などを考慮するのがオススメです。
具体的な事例を挙げる
長所を書く時には、具体的な事例を挙げることが大切です。
たとえば、「協調性がある」と書くのではなく、「チームプロジェクトで円滑なコミュニケーションを図り、協力して目標達成に貢献した」など具体的な経験を挙げましょう。
自分が関わったことで人にどんな影響を与えたのか、また数字の変化なども書くと良いでしょう。
数量より質を重視する
長所をたくさん書くことよりも、質を重視しましょう。
長所は自分の強みをアピールするためのものなので、重要なのは「その長所がどれだけ自分の強みに繋がっているかどうか」。
自分が本当に得意としている長所を選び、それに焦点を当てることが大切です。
2. 長所の書き方の注意点
長所を書く時には、嘘をつかないようにしましょう。
もし、採用担当者から詳しく聞かれた時に、自分の長所とは異なる発言をしてしまうと悪印象になってしまうので、そうならないためにも正直に書いてくださいね。
また、履歴書に書く内容は、職務経歴書や面接でも話題になることが多いので、自分自身の強みを深く理解し、アピールするための準備をしっかりと行いましょう。
さらに、履歴書の他の項目との関連性を考えることも重要です。
自分の長所が、応募する職種や企業の求める要件とどのようにリンクしているかを明確にすることで、採用担当者にアピールすることができます。
3. 履歴書に書く具体的な例文
例文1 【協調性】の書き方
協調性は、チームでの円滑なコミュニケーションや他者との調和を大切にする能力。履歴書に協調性をアピールするためには、具体的な事例を挙げることが重要です。
コミュニケーション能力が高く、人との関係を築くのが得意です。以前の職場では、チームのまとめ役として活躍しました。 |
前職でのプロジェクトで、メンバーとの意見の違いを調整するために積極的にコミュニケーションを取り、円滑なプロジェクト進行に貢献しました。また、困難な状況下でも冷静に判断し、他者の意見を尊重することでチームの一体感を生み出しました。 |
例文2 【リーダーシップ】の書き方
リーダーシップは、組織やチームをまとめ、目標達成に向けてメンバーを導く能力。履歴書においては、具体的な経験やスキル、成果を示すことで、自身のリーダーシップ能力をアピールしましょう。
チームの中でリーダーシップを発揮することができ、メンバーの意見を取りまとめ、目標に向かって一丸となって取り組むことができます。過去にも、リーダーとしての役割を果たし、プロジェクトを成功させた経験があります。 |
過去のプロジェクトでは、チームリーダーとしてメンバーの指導や進捗管理を担当し、プロジェクトの成功に貢献しました。デッドラインまでのスケジュールを守り、クライアントから高い評価を得ることができました。 |
例文3 【主体性】の書き方
主体性とは、自ら進んで行動し、責任を持って取り組む姿勢のことを指します。主体性を持つことは、仕事において自ら考え、行動できる人材であることをアピールできます。
自主性が強く、目標達成のために自己学習やスキル向上に努め、自発的に取り組むことができます。これにより、○○の業務で成果を上げてきました。 |
新しい知識やスキルを身につけることに常に意欲を持ち、自己成長を追求しています。過去には、自主的に専門書を読んだり、セミナーや研修に積極的に参加して自己啓発に努めてきました。また、自身のスキルを高めるために、日々の業務においても改善点を見つけ、積極的に取り組んでいます。 |
4. 長所が見つからないときの対処法
履歴書に長所を書くことは重要ですが、自分の長所が見つからない場合もあります。そんなときの対処法をご紹介します。
まず、周囲から言われたことを思い返してみましょう。
過去に仕事や学校で褒められた経験や、他の人から感謝されたことはありませんか?それらはあなたの長所の一端かもしれません。
例えば、「協力者として頼りにされる」とか「的確なアドバイスができる」といった点は、あなたの長所となるでしょう。
また、過去の仕事のエピソードを振り返ってみることも有効です。
仕事で困難な状況に立ち向かった経験や、チームをまとめて目標を達成したエピソードなど、自分自身が頑張った経験は必ずあります。そのようなエピソードを思い出し、自分の長所と結びつけてみてください。
長所が見つからないときは、他の人にアドバイスを求めることもおすすめです。
友人や家族、上司や同僚に「私の長所は何だと思いますか?」と尋ねてみましょう。
他人の視点から見た自分の長所を知ることで、新たな発見があるかもしれません。
5. 履歴書は自分自身の言葉でアピールしよう
履歴書に自己PRを書く際には、自分自身の長所をアピールすることが大切です。
具体的で分かりやすい表現を心がけ、自分自身の言葉で表現することで、自信を持ってアピールしましょう。
そして、長所が見つからないときは焦らず、冷静に考えること。自分の強みを見つけるために、周囲の意見や過去の経験を活かしてみてください。
今回お伝えしたポイントを参考にしつつ、あなたの長所を上手にアピールするための履歴書を充実させていきましょう!