2023/11/18

職務経歴書の嘘はばれる?気をつけたい項目や嘘がバレた際の影響について解説!

履歴書・職務経歴書

転職活動において職務経歴書は重要な選考ポイントとなり、合否にも大きな影響を与えるため「少しでも良い印象を与える職務経歴書にしたい」と考える求職者は多いでしょう。

採用担当者の目を引くため職務経歴書の書き方には注意が必要ですが、経歴を誤魔化したり嘘を書いてしまうとどうなるのでしょうか?

この記事では職務経歴書に嘘を書いた場合の影響や企業の対応、経歴詐称を起こさないために注意したいポイントについて解説します。

職務経歴書に嘘を書いたらばれる?

中途採用では一次選考として書類選考を行う企業が多く、履歴書と職務経歴書をもとに通過者が決まります。

そのため「職務経歴書で最大限自己アピールがしたい」と考え、経歴を偽ったり事実と異なることを書いたりする求職者は少なからず存在するものです。

しかし、職務経歴書に嘘を書くといずれバレてしまいます。

前職の在籍期間や社会人歴の嘘

転職活動で不利になることを恐れ、

「この会社は半年しか働いていないけど、もっと長く働いていたことにしよう」

「アルバイト経験しかないけど正社員で働いていたことにしよう」 などの嘘を書いてしまう人もいるでしょう。

このような勤続年数や転職回数などの嘘は入社時に提出する書類や、担当者が年金手帳や源泉徴収票などを調べるとすぐに発覚します。

経験年数や実績の嘘

より自分をアピールするため、スキルや実績を実際よりも盛って記載する人もいます。

また、転職活動で応募する企業に合わせて実際にはついていなかった役職や所属していた部署について偽るケースも。

書類の上では専門知識やスキルがあるように装っても、実際に働き始めたらすぐに周りは違和感に気付きます。

新卒採用と違って即戦力を求めるケースが多い中途採用では、求職者の経験やスキルは重要な選考ポイントです。

本気で良い人材を探している企業を裏切ることになってしまうので、嘘をつくことはやめましょう。

職務経歴書に嘘を書く人の主な理由

職務経歴書に嘘を書き、バレることは大きなリスクです。

それにもかかわらず、求職者が自分の経歴について嘘をついてしまうのにはどのような理由があるのでしょうか。

印象の悪い経歴を隠したい

転職活動で不利になると思われる自身の経歴について、隠したり誤魔化したりするために嘘を書く人がいます。

例)
浪人歴や留年してしまった過去など

 

自分に自信が無い

誰しも自分をよく見せたい思いは持っているものの、転職活動ではより「自分をアピールしたい」と強く感じるものです。

「どうせバレないだろう」と自己アピールの延長で職務経歴書に嘘を書いてしまう人も少なくありません。 

例)
保有資格、経験した職種や業務内容、前職で勤めた年数など

 

故意ではない記入ミス

意図的に職務経歴を盛って嘘をつく人がいる一方、故意でない記入ミスで思わず経歴を偽ってしまったということもありえます。

故意ではないとはいえ、発覚すれば周囲の人から信用を失う可能性はゼロではありません。

例)学校の入学・卒業年度、雇用形態、資格名や取得年月・有効期限の認識ミスなど

 

職務経歴書の嘘が発覚したらどうなる?

単なる記載ミスなら問題ありませんが、意図的に職務経歴書に嘘を記載していたことがばれた場合、どのようなことが起こると考えられるでしょうか?

処分や懲戒解雇の可能性

入社前の書類選考の段階でばれた場合、選考通過できないのはもちろん、転職エージェントなどを通していた場合強制退会となる可能性があります。

書類の段階では発覚せず、入社後にばれた場合は規定によっては減給・出勤停止・降格などの処分や、さらに思い懲戒処分になるケースも。

懲戒解雇になると履歴が残るため隠すことはできず、再就職にとても不利になります。

職場での信頼・人間関係に影響する

あなたを信頼し期待を込めて会社に受け入れてくれたにも関わらず、職務経歴書の内容が嘘だと分かったら周囲の人たちはショックを受けるでしょう。

一度信頼が崩れるとなかなか元に戻すことはできません。

嘘がばれて何らかの処分を受け業務に戻れたとしても、壊れた人間関係は修復せずに結局退職することになる可能性も高いです。

職務経歴書で経歴詐称を起こさないために注意すること

ここまで職務経歴書の嘘とばれた際の影響について解説しました。

では、嘘を書かなくても自信を持って提出できる職務経歴書を作成するにはどのようなことが必要なのでしょうか?

書類を作成したら見返す

まずは記載ミスを防ぐために職務経歴書を作成したら必ず内容を見返しましょう。

学校の入学や就職してからの企業の入社・退職年度などは間違えやすいのでしっかりと確認します。

特に転職活動で応募する企業で必須の資格について記載する場合、資格の取得年度や有効期限のチェックを忘れずに行いましょう。

自己PRの内容で経歴をカバーする

職務経歴書に嘘を書きたくなるのは自分に自信がない、自分をよく見せたい心理から来るものです。

嘘をつかなくても魅力的な職務経歴書にするため、自己分析をしっかり行って自己PR欄を充実させましょう。

「自分は職歴や実績が少なく職務経歴書に書けることがない」という人は企業分析を念入りに行い、どうしても入社したい熱意ややる気を伝えましょう。

まとめ

職務経歴書の嘘は社会的信用を失うだけでなく、入社した企業へ大きな損害を与える行為です。

採用担当者は思っているよりもしっかりと書類をチェックしています。書類選考の段階で発覚しなかったとしても、入社後に職務経歴書に書いた内容と実際とのギャップで発覚するケースもあります。

「どうせばれないだろう」と気軽な気持ちで嘘を書いてしまうと、思いがけず大きな代償を支払う可能性も。

職務経歴書に嘘は書かず、実力で内定を勝ち取りましょう!

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