2022/12/21

履歴書の書き方を解説!正社員として採用されやすくなるコツは?

履歴書・職務経歴書

正社員の転職活動で必要となるのが履歴書の用意です。

アルバイトの面接で履歴書を書いたことはあるけれど、正社員用の履歴書はどのように書けばいいのか分からない・・と悩む人も多いのではないでしょうか?

企業の採用担当者は求職者が思うよりも履歴書を重視しチェックしているので、履歴書の出来が転職活動に影響を与えるといっても過言ではありません。

今回は正社員として転職する際の履歴書の基本的な書き方と、採用されやすくなるために知っておきたいポイントについて解説します。

履歴書のサイズはA3サイズ

履歴書のサイズは見開きでA3サイズが一般的です。

二つ折りにするとA4サイズになり、角形2号や角形A4号の封筒にそのまま入れることができます。

アルバイトやパート用の履歴書では一回り小さいB5サイズの履歴書(二つ折りにするとB4)を使用するケースもありますが、正社員の転職活動の履歴書としてはA3サイズが無難です。

企業によっては履歴書のサイズ指定がある場合もあるので、事前にしっかりと募集要項をチェックしましょう。

参考:厚生労働省が作成した履歴書様式例

コンビニの履歴書を使ってもいい?

コンビニなどで市販されている履歴書を使用しても問題ありません。

なるべくお金をかけずにプリンターで印刷したい人は、大型のA3サイズでも印刷できるコンビニのプリンターでプリントアウトするといいでしょう。

コンビニでは、履歴書を入れる封筒も一緒に購入できるので便利です。

履歴書サイズ 封筒サイズ

A3(二つ折りにしてA4)

角形2号や角形A4号

B4(二つ折りにしてB5) 角形3号

 

履歴書は手書き?パソコンで作成してもいい?

最近では、パソコンで履歴書を作成する人が増えてきました。

昔は「手書きじゃないと誠意が伝わらない」と手書きの履歴書にこだわる意見も多くありましたが、企業の採用担当者へ確認するとどちらでも問題ないとの回答がほとんどです。

手書きだから優遇される、パソコンで作成するとマイナスの印象になる、という心配はないので、履歴書は自分の都合の良い方法で作成しましょう。


【正社員向け】履歴書の書き方

ここからは、正社員の履歴書の書き方について項目別にコツや注意点を解説します。

学歴

学歴・職歴欄の一番上の行に「学歴」と記載し、その下から各学校の入学・卒業年月を書きます。

義務教育以降の高等学校入学から記載するのが一般的です。

学校名は省略せずに正式名称を記載し、学部や学科・コースなど専攻が分かるようにしっかりと記載しましょう。

職歴

学歴の最終行から一行を空け、「職歴」と記載して次の行から職歴を書き始めます。

正社員の履歴書では、原則社会人になってからの経歴を時系列に沿って記載します。

たとえ1年やそれ未満など短い期間しか働いていない場合でも、しっかりと記載しましょう。

社会人になってからアルバイトをした場合は、勤務が1年以上など長期に及んだ場合や、応募する企業に活かせる職種である場合は職歴欄に記載してもいいでしょう。

短期間のアルバイトやパートは記載する必要はありません。

免許・資格

免許や資格名は省略せずに正式名称を記載します。

免許や資格がない場合は「特になし」と記載しましょう。

志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど

志望動機は履歴書の中でも重要な項目です。

アルバイトやパートの志望動機とは異なり、正社員の履歴書は応募企業で働きたい理由、数ある企業の中から選んだ理由を明確に書かなければなりません。

また、自分のこれまでの経験や強みを応募企業で活躍できるとアピールしましょう。

特技・好きな学科・アピールポイントは、応募企業に関連する内容があればアピールになるので記載します。

関連する内容でない場合も、人となりを伝える意味で空欄にはせずにしっかりと記載しましょう。

本人希望記入欄

本人希望記入欄には(特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望などがあれば記入)と書かれているため、軽い気持ちで希望の給与などを書いてしまう人がいますが、得策ではありません。

採用担当者は、この項目に書かれている内容が「この求職者が入社してくれる条件」とみなす場合があるため、少しでも当てはまらなければ不採用になってしまう可能性があります。

絶対に譲れない条件以外は記載せず、「貴社の規定に従います。」と書きましょう。

 

採用されやすくなる正社員の履歴書3つのポイント

応募企業に向けた内容にする

何社も同時進行で転職活動を行なっていると履歴書を複数枚用意する必要があり、内容が雑になってしまう人も多いのではないでしょうか?

好感度の高い履歴書にするためには、応募先の企業に合わせたオンリーワンの履歴書を作ることが大切です。

特に、志望動機欄は自分と企業がマッチする理由を強くアピールする必要があります。

履歴書の内容はすべて使い回しはせず、面倒でも1社1社書き分けたほうが良いでしょう。

使い回しはしない

何枚も履歴書を用意したくないという理由から、不採用になり返却された履歴書を別の企業へ再利用する人も中にはいるようです。

過去の日付が記入されていれば採用担当者は気付きますし、その企業に合わせた内容になっていない点から違和感のある履歴書になり採用されにくくなってしまいます。

履歴書の使い回しはNGと考えておくのが無難です。

丁寧な字で書く

「字が綺麗じゃないから手書きに自信がない」という場合でも、丁寧に書くことを心がければ問題ありません。

採用担当者は履歴書を通して字の上手・下手よりも、丁寧に心を込めて作業ができる人間かどうかという点を見ています。

履歴書で自分の経験や強みをアピールしよう

履歴書は企業に求職者の人となりを伝える大切な役割を果たします。

基本的なルールを守りつつ、自分の強みや経験をしっかりとアピールするツールとして活用しましょう。

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