「子育てで5年の空白があるけれど、職歴欄はどうすればいい?」
「何もしていない期間があると思われないか不安……」
もう一度働きたいと思ったとき、履歴書の「空白期間(ブランク)」の書き方で手が止まっていませんか?
結論から言うと、ブランク期間は「職歴欄」や「自己PR」で適切に説明すれば、決して不利にはなりません。むしろ、書き方次第で「計画性がある」「意欲が高い」というポジティブな評価に変えることさえ可能です。
この記事では、採用担当者に「この人なら安心だ」と思わせる履歴書の書き方を、そのまま使える例文付きで解説します。
目次
1.ブランクは“隠す”ものではなく、“説明する”もの
まず、大前提として知っておいてほしいのは、「ブランク=ネガティブ」ではないということ。
ブランクがある=怠けていた、というわけではありません。むしろ家庭を支え、子育てや介護といった重要な役割を果たしてきた証でもあります。
ただし、履歴書や職務経歴書に何も記載しなければ、採用担当者は「この期間、何をしていたんだろう?」と疑問を抱いてしまいます。だからこそ、“説明する”ことが大切なのです。
2.履歴書で伝えるべき3つのポイント

履歴書でブランクをうまく伝えるには、以下の3つを意識してみましょう。
①ブランクの理由を簡潔に伝える
採用担当者に安心してもらうためには、ブランクの理由を正直に、かつ簡潔に書くことが重要です。
例:「出産・育児のため退職し、子どもが成長した現在、再び就業を希望しております」
嘘を書く必要はありません。むしろ、真摯に状況を伝えることで信頼につながります。
②ブランク期間中の取り組みをアピールする
専業主婦として過ごした期間にも、家事や育児、地域活動などから得られるスキルや経験があります。例えば、『家計管理による数字への強み』『子どもの教育計画作成で培った計画力』『地域イベント運営での調整力』など、自分の経験を具体的に振り返りましょう。
例:「育児の傍ら、時間を見つけて簿記の資格を取得しました」
例:「PTA活動での調整役を務め、コミュニケーション力が鍛えられました」
こうした情報は、ブランクを“空白”ではなく、“経験の時間”としてポジティブに見せる鍵になります。
③今後の意欲や働く理由を明確にする
「なぜ今、働きたいのか」を履歴書や志望動機でしっかり伝えることで、採用担当者も「この人は本気なんだ」と納得してくれます。
例:「子育ても一段落し、社会と再びつながって働きたいという気持ちが強くなりました」
意欲を伝える言葉は、必ずあなたの印象を後押ししてくれます。
3.【例文】履歴書の「職歴欄」へのブランクの書き方
職歴欄に数年の空白期間(ブランク)があると、採用担当者は「この期間は何をしていたのだろう?」と気になります。 退職理由の行にカッコ書きで理由を添えたり、再就職活動を開始した旨を記載したりすることで、事情が伝わり印象が大きく改善します。
【例文:育児でブランクがある場合】
平成28年3月 株式会社〇〇 一身上の都合により退職 (出産・育児に専念するため退職)
令和 6年4月 子育てが一段落したため、求職活動を開始
【例文:介護でブランクがある場合】
平成30年3月 株式会社〇〇 一身上の都合により退職 (実母の介護をおこなうため退職)
このように記載することで、空白期間が「遊んでいた期間」ではなく「家庭の役割を果たしていた期間」として正当に評価されます。
4.採用担当者が見ているのは「これからの姿」

ブランクがあることよりも、採用担当者が本当に見ているのは「今後どう活躍してくれるか」です。
家庭の事情で退職した経験は珍しくありませんし、それだけでマイナス評価をされることは少ないのが実情です。
むしろ、「限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮したい」「家庭と仕事を両立しながら働きたい」といった姿勢が伝われば、企業にとっても非常に魅力的です。
5.自信を持つための準備と心構え
ブランクがある=不利、というわけではありません。とはいえ、誰しも再チャレンジには不安がつきものです。そんなときは、次の3つを試してみてください。
・過去の実績を書き出す(どんな小さなことでもOK)
・働く目的を明確にする(お金、やりがい、社会とのつながり)
・小さな成功体験を積む(短期バイト、研修参加など)
特に履歴書を書くことは、自分の「棚卸し」をする良い機会でもあります。過去の自分と向き合い、これからの自分を見つめ直す。そのプロセスが、必ずあなたの一歩を後押ししてくれます。
6.さいごに:ブランクがある主婦こそ、必要とされている
今、社会は多様な働き方を受け入れつつあります。時短勤務や在宅ワーク、副業解禁など、主婦の方でも働きやすい環境が少しずつ整ってきました。
履歴書はあなた自身を伝える大切なツールです。これまで積み上げてきた経験やスキルは必ず新しい職場でも活かせます。ブランク期間もあなたの成長過程としてポジティブに捉え、自信を持って再スタートしてください。社会はあなたのような経験豊富な人材を必要としています!
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