2023/07/29

【在職中の転職活動のやり方】メリットや注意点を解説!

「在職中に転職活動をしたいけど、どうやって進めればいいのか分からない」
「在職中の場合の履歴書の書き方は?」

最近では収入が途切れないように在職中に転職活動をおこなう人が増えています。

在職中の転職活動は「仕事と並行しておこなうのは大変そう」というイメージを持つ人もいますが、在職中だからこそ得られるメリットも多くあるのも事実。

今回は在職中に転職活動を進めるやり方やメリット、働きながら転職活動をおこなう際の注意点について解説します。

就業中で転職活動を検討している方、在職中の転職活動について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

在職中に転職活動を進めるやり方

在職中の転職活動は以下のステップで進めていきます。

1.自己分析・企業分析
2.求人探し
3.応募
4.選考参加
5.退職準備・引き継ぎ

 
転職活動にかかる期間については以下の記事も参考にしてみてください。
「転職活動はどれくらいかかる?短期間で転職するためのポイントを解説」

 

1.自己分析・企業分析

在職中の転職活動は効率よく進めるため、事前の準備が大切です。

まずは自己分析をおこない、転職したい業界や企業、希望する条件についてしっかりと軸を決めておきましょう。

転職を希望する業界や企業が決まったら業界分析・企業分析をおこなうのがおすすめです。

企業によって繁忙期や閑散期などが異なり、採用活動を活発におこなう時期も変わるため、転職活動を始めるタイミングについても見極める必要があります。

2.求人探し

求人サイトや求人情報誌、ハローワークなどを利用して求人を探します。

在職中の転職活動の場合、希望に合った求人を紹介してくれる転職エージェントを活用するのもおすすめです。

企業によって求人を掲載する求人サイトは異なるため、利用する求人サイトはひとつに絞らず条件に合わせて使い分けましょう。

DABEでは神奈川県に特化した求人情報を掲載しています。

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3.応募

希望する条件に合う求人が見つかったら応募し、企業からの連絡を待ちます。

在職中の転職活動では、限られた時間で効率よく内定を得るため同時に複数の企業へ応募する求職者も少なくありません。

応募する企業は絞りすぎず、3社程度を同時進行で進めていくのがおすすめです。

転職活動の同時進行については以下の記事も参考にしてみてください。
転職活動の応募は同時に何社までOK?転職の同時進行は注意が必要

 

4.選考〜内定

転職活動では一次選考として書類選考を実施する企業が多く、書類選考以降は筆記試験、面接など各企業ごとに選考を進めていきます。

在職中の転職活動の場合、選考に参加するために会社を休む必要が出てくるケースも。

有給休暇や午前のみ・午後のみなどの半休をうまく活用して乗り切りましょう。

なかなか内定が出ず転職活動が長引き選考に合わせて休みにくくなってしまう場合もあるため、複数企業の面接をまとめて同日に設定したり、オンライン面接で対応してもらうなどの工夫が必要です。

5.退職準備・引き継ぎ

無事に内定を獲得したら在職中の会社へ退職の意思を伝え、退職準備をおこないます。

転職先への入社日は面接の時点で相談しておきましょう。

退職までに後任への引き継ぎ、転職先へ提出する書類の確認などをしっかりと済ませます。

在職中に転職活動をするメリット 仕事をしながら転職活動をおこなうことは、退職後の転職活動と比べて以下のようなメリットがあります。

収入が途切れないので心に余裕ができる

在職中に転職活動をおこない、退職後すぐに転職先で働けるため収入が途切れることなく経済的に安心です。

退職後の転職活動は時間の余裕がありスケジュール調整なども不要で楽な部分はありますが、収入が途切れることで精神的に追い詰められてしまう人も少なくありません。

職歴にブランクができない

退職後に転職活動をした場合、転職活動が長引くと職歴に空白期間(ブランク)ができてしまう可能性があります。

「企業からマイナスイメージを持たれる」「転職先が合わず再度転職活動をする際に不利になる」という思いから職歴にブランクができることを懸念する人も多いです。

在職中に転職活動をおこなうことで職歴にブランクを作らずに仕事を続けられるため、求職者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

在職中の人向けの履歴書の書き方

在職中の転職活動では履歴書の書き方も重要なポイントです。

履歴書を見た採用担当者に在職中であることがしっかりと伝わる内容にする必要があります。

「職歴」の書き方

職歴の最後に在職中の企業を書き、「現在に至る」と忘れずに記載しましょう。

この記載があることで、採用担当者は応募者が在職中であることを理解してくれます。

「連絡可能時間・連絡手段」の書き方

在職中の場合、「平日の日中など仕事をしている時間帯は電話での連絡が取りづらい」など企業からの連絡に関する希望を記載します。

具体的には、以下のような書き方を参考にしてみてください。

現在就業中のため、下記時間帯は電話での連絡に出られない場合があります。
・月曜〜金曜日:9時〜18時
上記の時間はメールでの連絡を希望します。

 
確実に企業からの連絡に対応できるよう、曜日によって電話対応できる時間帯が異なる場合などもしっかりと詳細を記載しましょう。

在職中に転職活動する際の注意点

最後に在職中でも転職活動を成功させるために押さえておきたいポイントについて紹介します。

応募企業とのやりとりに会社PCを使用しない

会社のパソコンで求人情報を閲覧したり、会社のアドレスで応募した企業とやりとりしたりする行為は控えましょう。

転職を希望しているとはいえ、退職が決まるまでは在職中の企業の社員です。

他の社員や上司などに転職活動をしていることがバレて気まずい思いをする可能性もあります。

退職前に就業規則を確認しておく

退職に関するルールは企業によって異なるため、転職活動を始める前に必ずチェックしておきましょう。

特に以下の点は転職活動を進めるためにしっかりと把握しておく必要があります。

・退職願の申し出は退職日の何日前までに必要か
・有給消化や有給の買取は可能か
・退職に関して必要な書類は何か

就業規則の確認と合わせて、自身がおこなっている業務の引き継ぎ内容と引き継ぎにかかりそうなおおよその期間についても確認しておきましょう。

スケジュールに余裕を持って活動する

無事に転職先から内定をもらい、スケジュールを立てていても予定通りに退職手続きや引き継ぎが終わらないケースも起こり得ます。

転職先に伝えた勤務開始日に間に合わなくなると働く前から印象が悪くなってしまう可能性も。

特に入社に際して必要な書類関係は会社から発行してもらうのに時間がかかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールで進めたほうが安全です。

まとめ

近年は転職活動は在職中におこなうのが主流になっています。

スケジュール調整など在職中ならではの大変さもあるものの、収入を得ながら転職活動を進められることは大きなメリットです。

在職中の転職活動は履歴書の表記や退職に関する会社とのやりとりなどに気をつけ、心とスケジュールに余裕を持って進めましょう。

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